Festa delle donne
一昨日の3/8はFesta delle donne。
幸い、女性であることで軽んじられたり、嫌な思いをしたことが(記憶の限り)ないからしっくりときていないが、世界的な「国際女性デー」だそう。
一昨年、去年くらいからミモザ流行ってんなというだけの(個人的な)印象の日本と比べて、イタリアではクイリナーレ宮殿に(恐らく)女性著名人が招かれていたようだし、確かに街中でミモザを見かけた。
たまたま前日にババと買い物をしていて、このショーウィンドウを見つけた。が、ババは微妙な顔。その日は上手く聞き取れず、理由がわからなかったけれど、翌日、一緒に朝ごはんを食べていたジジに聞いたら、「女性に感謝するのは1日だけじゃなくて毎日でしょう?」と思っているババであった。そうだね、おっしゃる通りです。
ジジからも質問をしてきた。「日本では、男性と女性、同額の給料をもらえるのか?」
もらえているはずだ。けれど高い地位にある女性は少なく、国や企業は女性が占める割合を高めようとしている、と答えた。とても拙く。果たして、伝わっただろうか。
観光地でバラを売りつける黒人もこの日はミモザを抱えていたし、家に帰ったら、ジジもババと私にミモザをくれた。やけに黄色いから春の陽気さを感じるけれど、今日この日、世界のいたるところで、女性の権利を訴えている人もいるんだよなあ、と思ったり。
そうえいば、ミモザという花は(雰囲気で聞き取ったのが間違っていなければ)、ババ曰くイタリア発祥の花で、ヴェネチアから世界中に広まったらしい。
個人的には、雄しべだか雌しべだかがいっぱいあって、いまにも花粉が漂ってきそうで、特別好きにはなれないけれど。